こんにちわ、冬よりも夏が大好きな筋肉紳士プロデューサー(@changomi)です。
みなさん、夏と冬、どっちの時期が痩せやすいと思いますか??
私はこれまでの人生でずっと、夏の方が痩せやすいと思っていましたが、夏の痩せ方は「本当の意味」でやせているわけではありませんでした(涙)
そこで今回はそんな疑問を解消すべく、夏と冬、それぞれの痩せやすいタイプと、なぜ痩せるのかといったカラダのメカニズムをご紹介していきたいと思います。
▽もくじ
1.夏にやせるメカニズム
2.冬にやせるメカニズム
3.結局どっちが痩せやすいのか?
4.さいごに
夏にやせるメカニズム
皆さんご想像のとおり、夏はとにかく汗をかくので、水分が体外にでて、その分の体重が減ります。
人間のカラダの60%は水分で成り立っている事を考えれば、汗が出る事で痩せて当然ですね。
ただ、この痩せ方は、汗をかく事でカラダの「むくみ」がとれて体重が減少しているだけであり、決して「体脂肪が減っているわけではありません」。
むくみとは体外に排出しきれなかった余分な水分が細胞にはいりこんで膨れている状態。過剰な塩分摂取や、水分を体外に出す機会が少ない事等が原因で、現代日本人のほとんどの人は、大体どこかしらがむくんでいます。
いうなれば、ボクサーが計量前にサウナで水分を出し尽くして一時的に体重を落としているような状態ですので、水を補給すればすぐ体重が戻ります(涙)
普段からむくみがちな人は、実際にむくみをとるだけで5kg程、体重が落ちるケースもあり、馬鹿にできない位の効果はあるものの、脂肪が減っているわけではないので根本的なダイエットとはちょっとズレてます。
マッサージやエステでむくみを解消して、一時的に体重が落ちたように感じる、それと同じ原理ですね。
そして「汗」以外にもうひとつ、夏の食生活を思い出してもらえればわかると思いますが、たいていの人は食欲が落ちます(いわゆる夏バテ)。
普段、冬は〆にとんこつラーメンたべていた人も、ソーメンがたべたくなるように、摂取するカロリー自体が減少し、塩分摂取量が減る傾向が強く(体内の塩分濃度が高いとむくみやすい)冬場に比べ、むくみが減る人が増えます。
夏が痩せると考えられるのは、体外への水分放出や塩分摂取量の減少による「むくみの減少」が原因のため、普段からよく運動している人や、塩分摂取に気をつけている人は夏はそんなに体重が変わりません。
冬に痩せるメカニズム
冬は脂肪を蓄える的なイメージがありますが、逆です。
人間のカラダは寒いとき、体温を維持しようと体内の脂肪を燃やし、普段よりも余計にエネルギーを使います(基礎代謝がアップ)。
基礎代謝とは、運動をしていなくても細胞を維持するためだけに消費されるカロリーのことで、一日の消費カロリーのうち、約70%が「基礎代謝」です。
そのため、体のメカニズム的には冬の方が痩せやすいのですが、ところがどっこい。
冬は寒いので外出する機会もへり、雪なんて降ってしまえば外での運動もできないので、基礎代謝以外の消費カロリーがへってしまいがちです。
そして、寒さをなんとかしようとしてエネルギーに代えて消費した脂肪の分を、カラダがほしがるので、必然的に夏よりも食欲がアップします。
いくら基礎代謝がアップしても、食欲にまけて、運動もせずコタツでゴロゴロする日々を過ごしてしまうと、どうなるか…。
そう、デブります(笑)
冬は、寒さ対策で脂肪を燃やす為、夏とは違って、本当の意味で痩せやすい季節ではあるものの、自分を律する事ができない人には逆に太ってしまう…という、本人の意思が試される季節ですね。
結局どっちが痩せやすいのか?
夏と冬、結局どっちの方が痩せやすいのか、まとめます!
夏は塩分摂取量が減り、汗で水分を出す事でカラダのむくみがとれて痩せるため、普段からあまり運動しないタイプには夏の方が一時的に痩せやすそうです(脂肪が落ちているわけでないので根本的解決ではない)。
逆に冬は、脂肪をエネルギーに代える事で基礎代謝をあげているので、余計なカロリー摂取を我慢できる人であれば、冬の方が本当の意味でやせれそうです。
季節によって、痩せるの意味合いが違うので、普段の生活の中でそこは意識しておいた方がいいかもしれませんね。
でないと、夏にむくみがとれて痩せたからといって、ご褒美に過度のカロリー摂取をしたら、結果として体脂肪率は上昇して、夏が過ぎたら前以上にリバウンドした…なんて事になりかねません。
さいごに
夏と冬、どちらの方が本当の意味で「痩せる」かご理解頂けましたか?
いつも自分のカラダはどのようなメカニズムで、今はどんな働きをしているのかを意識する事ができれば、自ずと目指すボディに近づくのではないでしょうか(傷口も治るイメージを持っていると治りが早いみたいですし)。
痩せたいと思った時が、吉日です!
ベストボディを目指して、早速はじめましょう!