こんにちわ、日々、タンパク質と格闘中の筋肉紳士プロデューサー(@changomi)です。
みなさん、タンパク質が体をつくるうえで、どういう働きをしているかご存知ですか?
よくわからず摂取しているのと、内容を理解して摂取するのではモチベーションも効果も全く変わってきますので、まずは筋トレするよりも前にしっかりと勉強していきましょう!
▽もくじ
1.タンパク質=最も大切なもの
2.タンパク質は抗体にもなります
3.タンパク質は酵素にもなります
4.タンパク質はヘモグロビンにもなります
5.過剰摂取に注意
タンパク質=最も大切なもの
タンパク質と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
筋肉? プロテイン? 太る? など、よくわからないけど、体を大きくするんでしょ的なイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
タンパク質は体を大きくするだけのものではなく、アミノ酸で構成されているカラダにとって非常に重要な栄養素で、筋肉のほかに臓器、皮膚、爪、髪など、カラダのあらゆる組織を作る成分です。
皮膚や爪、髪の毛などが正常に保たれているのもタンパク質のおかげで、タンパク質が不足すると臓器や皮膚、爪、髪などカラダのあらゆるところに異常が発生しますのでしっかりと摂取していきましょう。
ちなみに、タンパク質(英語でプロテイン)はギリシャ語の「プロティウス(最も大切なもの)」が語源となっている事からも、古来より、体にとって非常に大切な物だとご理解頂けるかと思います。
タンパク質は抗体にもなります
実はタンパク質、カラダに侵入してきた細菌やウイルスを排除する働きをする抗体(免疫グロブリン)の原料にもなります。
抗体の働きにより、私たちは一度感染した感染症や伝染病などに二度とかからない免疫力をつけることができます。
タンパク質が極端に不足すると、体の免疫力が低下し、感染症などの病気にかかりやすくなってしまいますので意識して摂取していきましょう。
タンパク質は酵素にもなります
実はタンパク質、物質を消化、吸収、輸送、代謝、排泄に至るあらゆる課程に関与して、触媒として機能してくれる物質(酵素)にもなります。
普段の食事で取る栄養も、それだけでは体の中できちんと働かず、酵素があって初めて栄養がエネルギーに変わる事ができます。
酵素が無くなれば、栄養がエネルギーに変わることが出来なくなり人体に重大な影響を与える事から、酵素は生命活動を司る、重要な役割をみなっています。
タンパク質はヘモグロビンにもなります
実はタンパク質、ヘモグロビンにもなります。
ヘモグロビンとは赤血球の中にある色素とタンパク質からなる複合タンパク質。ヘモグロビンは血中で酸素を運搬するという重要な働きをします。
ちなみに、ヘモグロビンが不足するとカラダは酸素不足となり、血液の循環を速くするため、動悸やカラダのだるさ、疲れやすいといった症状が現れます。
過剰摂取に注意
もはや何にでもなりそうなタンパク質ですが、何事も限度が大事で過剰摂取には注意が必要です。
タンパク質は体の中で代謝分解され消化吸収され、その後、体が必要ないと判断した分のタンパク質は体脂肪として蓄積されたり、尿と一緒に体外へ放出されます(1回のタンパク質摂取は30g〜多くても60gが限界みたいです)。
この時カルシウムも一緒に尿と出ていく特性があり、必要以上のタンパク質はカルシウムを浪費してしまうと共に、腎臓にも負担がかかってしまったり、骨が弱くなり、骨粗鬆症になるリスクも高まりますので注意しましょう。
さいごに
タンパク質の摂取が生命を維持するうえでどれだけ必要な行為かご理解頂けたでしょうか。
普通の食事では体重×2gの摂取は難しいので、それを安価に補う方法としてプロテインが存在します。
タンパク質だけでなく、カルシウムやビタミンD等、しっかりとバランス良くとることを心がけ、栄養について勉強していくと、より効果的な肉体改造をする事ができます。
まずは朝・夜のプロテインからはじめましょう(笑)