こんにちわ、筋肉紳士プロデューサー(@changomi)です。
超痛い! 足つってどうしよう! という人の為に、筋肉がつる原因と対処法・治し方を1分でご紹介致します。
※脚がつる(こむらがえりを起こす)とは、主にふくらはぎの筋肉が、急にけいれんを起こして収縮し、激しい痛みの出る症状の事です。
※「ふくらはぎ」とは、別名「下腿三頭筋」とよばれ、「腓腹筋」と「ヒラメ筋」という部位から成り立っている筋肉の事。ちなみに「ふくろはぎ」は間違った単語で、うろ覚えを「うる覚え」として覚えているよくある間違いです(笑)
▼目次
1、筋肉がつる原因1 筋肉の疲労
2、筋肉がつる原因2 水分やエネルギー不足
3、筋肉がつる原因3 体の冷え
4、つった時の対処法・治し方
ふくらはぎがつる原因1 筋肉の疲労
一つ目の原因は「筋肉の疲労」です。
自身がそれほど激しい動きをしていないと思っている場合も、日頃の疲れの蓄積や、加齢による筋肉の衰えにより、中枢神経(脳や脊髄)が必要以上に収縮するように指令をだしてしまい、つってしまう事があります。
ゴルフやランニングで、つっている方をよくみかけます。中枢神経が異常な状態になっているので、まずはパニックにならず落ち着いて対応するように助けてあげましょう。
ふくらはぎがつる原因2 水分やエネルギー不足
多量の汗をかくことで、体のミネラルバランスが崩れ、筋肉からの信号がうまく出なくなったり、エネルギ-の補給が疲労に対して間に合わなくなります。
その結果、筋肉が興奮状態に陥り、中枢神経から異常な指令(無駄に収縮するように)がふくろはぎに伝わり、足がつってしまいます。
この状態は「電解質異常」と呼ばれております(電解質とはカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンの事)。
電解質は筋肉や神経の働きを調整する重要な役割を担っているので、何らかの原因でミネラルバランスが崩れると、筋肉の働きに悪影響がでてしまうんですね(涙)
ふくらはぎがつる原因3 体の冷え
人間の体は寒いときは温かくなろうと「熱」を生み出そうとするのですが、その熱の7割近くは筋肉から、残りは内蔵(腎臓や肝臓)から作られています。
筋肉が収縮する時に発生するエネルギーが「熱(収縮熱)」になるので、寒い時は温かくなろうと、体全体の筋肉を収縮させて体温を維持しようとするのです。
冬に肩こりや腰痛がひどくなったり、風邪をひいた時に体の節々がいたくなるのはこの収縮動作が原因です。
また、上記原因2つの「筋肉の疲労」「水分やエネルギー不足」といった条件にこの「寒さ」が加わると、非常につりやすい条件が整います。いわゆるゴールデンパターンですね!
私も、タフな試合を終えてシャワーを浴びている時(足だけ冷えてしまっている状態)や、ふとんで寝ている時はよくつります(笑)
つった時の対処法・治し方
上記3つの原因から、下記の対応をすれば回復する事がご理解頂けると思います。油断すると、すぐにまたつるので早めに処置を施しましょう!
・つった部分の筋肉を伸ばす・ストレッチする
・力が抜けるように足首等をまわしてリラックスさせる
・水分を補給する(ミネラルの補給ができるスポーツドリンクがベスト)
・とにかく温める
さいごに
足がつった時の対処法・治し方、その原因についてはお役にたてましたか??
健康な人も様々な条件が重なる事で足がつってしまう可能性が一気に高まりますので、日頃から意識して行動できると良いかと思います。
私の先輩はテニスの試合中に足がつりすぎて、全身痙攣で救急車で運ばれた事もありました。あんまりつるようでしたらしっかりと病院いきましょう!