こんにちわ、合わないプロテインでおならがでやすくなった、筋肉紳士プロデューサー(@changomi)です。
トレーニーなら誰しも、プロテインや牛乳でお腹をくだして下痢になってしまった事や、オナラやゲップが異常に多くなったり臭くなった経験があると思います。
そんな時の対策・対処法を、今回は私の実体験を踏まえたうえでご紹介したいと思います。
▽もくじ
1.プロテインでおならが臭い原因は悪玉菌による腸内環境の悪化
2.善玉菌が増えやすい環境を作る
3.繊維質の野菜や水分で便通を改善
4.プロテインメーカーや種類を変える
5.プロテインは牛乳で割らずに水でのむ
6.泡をのまない
プロテインでおならがくさい原因は悪玉菌による腸内環境の悪化
人の腸内には「善玉菌」と「悪玉菌」がいるという話をきいた事があると思います。
簡単にいうと、名前の通り、善玉菌は腸内環境を整える、体にとって良い活動をしていて、悪玉菌は増えすぎると悪さをするという性質を持っているタイプの微生物です。
実は、プロテインをはじめとするタンパク質(動物性のホエイやガゼイン)は、悪玉菌のエサになりやすい性質を持っており、悪玉菌はタンパク質をエサに、体にとって有害な物質や悪臭の元になる「硫化水素、インドール・スカトール」などを発生させます。
タンパク質の摂取量が急に多くなったり、体調不慮等により腸内の悪玉菌が多数派になると、おならの臭いがきつくなったり、腸の働きを助けている善玉菌が弱くなり、下痢や便秘などの原因になってしまいます。
だからといってタンパク質の摂取を制限すれば悪玉菌が弱って体が健康になる、というわけではありませんので、体作りに必要なタンパク質を摂取しつつ、腸内環境を整えていく必要があります。
下記に5つのポイントをご紹介しておきますので参考にどうぞ!
1、善玉菌が増えやすい環境を作る
プロテインの摂取に加え、乳酸菌(ヨーグルトや乳酸菌飲料など)やオリゴ糖を含む食品(玉ネギ、ゴボウ、ハチミツ、バナナ等)を習慣的に摂取しましょう。
そうする事で、善玉菌のエサとなる物質を増やすことができ、腸内の細菌バランスを正常に保つ事ができます。
2、繊維質の野菜や水分を十分に摂る事によって、便通を良くする
しっかりと便として排出し、体の中に悪玉菌や悪玉菌が作り出した物質を溜めないようにすることも、腸内環境の正常化には有効です。
便秘改善に有効なプルーン、バナナ、りんご、乳酸菌・発酵食品(ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、キムチ、納豆、味噌)、オリーブオイル等を摂取するとよいでしょう。
3、プロテインのメーカーや種類を変えてみる
ホエイプロテインにも実は種類があり、WPC(安)、WPI(高)、WPH(超高)と分ける事ができます。
WPCは最も安価ではあるものの「乳糖」が含まれるため下痢になりやすいので、お腹が弱い肩は少し高めになりますが、乳糖を除去してあるWPIのプロテインに変えてみるとだいぶかわると思います。
比較的WPIのプロテインにしては安いバルクスポーツアイソプロがいいかと思います。
4、プロテインは牛乳で割らずに水でのむ
私の場合、就寝前は吸収速度をゆっくりにする為に、わざと消化を悪くする牛乳でわってのんでいましたが、それが負担となり、おならや下痢の原因になっていた可能性が高いです(乳糖もふくまれてますし…)。
吸収スピードを大事にするのも大切ですが、腸内環境の事を考えると、牛乳でわる以外の方法を考えた方が良いかと思います。
最近のプロテインは水でわってもおいしいものが多いですし(DNSとか)
5、泡をのまない
これはオナラを減らすには非常に有効です。
食べ物を飲食する時に空気を取り込むと、そのうち3分の2がオナラとして排出されますので、人によっては泡を飲むのをやめるだけで、おならがずいぶん減るかもしれません。
非常に安価なプロテインは泡立ちもスゴいので「泡はオナラにしかならない」と割り切って、飲まないようにしましょう。
さいごに
プロテインによる下痢やオナラがくさくなった時の腸内対処法はご理解いただけましたか?
私の場合は、泡をのまないようにして、バナナをプロテインをのみながらたべるようにしたら、ものすごく改善されました。
人間の体にはある程度の適応能力があるため、多少タンパク質の摂取量を増やしても、体が慣れることでお腹の不調が解消されることもよくありますので、タンパク質摂取量を増やすときは、徐々に食生活を変えていきましょう。
本当はオーガニックから摂取できるといいのですが、お金がかかりますもんね(涙)
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