こんにちわ、不覚にも風邪と高熱で寝込んでしまったナカゴミです。
こんな時にアスリートやトレーニーが思うのは「せっかく育ててきた筋肉達を弱らせたくない…。カタボリックこわいよ…」という事。
カタボリックとは「身体の細胞や筋肉を分解してエネルギーを得ている状態」
風邪ひいた時に少しでも筋肉の減少をおさえる為に、そして風邪を一刻も早く治す為にもプロテイン(タンパク質)とBCAA(必須アミノ酸)をしっかりと摂取することをお勧めしたいと思います。
アスリートの方は、大切な大会前の風邪薬はドーピング検査にひっかる可能性もありますが、プロテインやBCAAなら大丈夫ですよ!
▽もくじ
1.風邪時はプロテイン(タンパク質)
2.BCAAとグルタミンでカタボリックを防止
3.風邪時の栄養補給トリビア
風邪時はプロテインでタンパク質を摂取
風邪を引いたときは消化器官(胃や腸)が弱っているために、消化が良いもの(おかゆや雑炊等)を食べますよね。
病気のとき、人体は病原体と戦ったり、傷んだ体の組織を再生することに全力を注いでいる為、消化の為の力があまり残されていません。
その為、消化器官への負担が大きい、消化しづらい、脂っこい料理は体がうけつけないので、消化しやすく栄養があるものを食べる必要があります。
その点プロテインは、練習後にすばやく栄養補給ができるように作られていますので、消化が抜群に早く栄養価も非常に高い特徴があります。
また体調を崩したときは、病原体やウイルスと闘う為のエネルギーを作る為に、筋肉中のたんぱく質を分解し、カタボリックに陥りがちです。
しっかりと1日のたんぱく質を摂取しましょう(1日、体重×2g程度)
BCAAとグルタミンでカタボリックを防止
高熱が出た時に筋肉を落とさないというのは、一般トレーニーや、体が弱くなりがちな高齢者にも最大のテーマ。
そんな時はBCAAまたはグルタミンをお勧め致します。
BCAAとは人間に必要な必須アミノ酸の、特に筋肉に関与する3種のアミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)の総称。筋タンパクを損傷から守り、筋肉の減少を抑えるだけでなく、スポーツ時の早期の疲労回復・筋肉痛予防・免疫機能の向上などにも用いられます。またスポーツ以外の場面でも、医療機関では術後の異化亢進予防にも用いられています。
グルタミンの効果もBCAAに近いものではありますが、BCAAは体内では作られないアミノ酸、グルタミンは体内でもつくられるアミノ酸、位の認識でいいかと思います。
あまりに多く摂取してしまうと、内蔵に負担がかかってしまいますが、一般的なサプリメント摂取量である2~4gグラム/日(上限10g/日)を筋肉運動を行う際に摂取するのであれば問題ありません。
風邪時の栄養補給トリビア
日頃からアスリートやトレーニーが日頃から摂取しているグルタミンやプロテインは、風邪時の栄養補給はもちろん、免疫力を高める効果もあるので積極的に摂取していきましょう。
・ビタミンA
(免疫力である白血球の働きを高める)
・ビタミンB群
(低下した体力回復をサポート)
・ビタミンC
(ウィルス予防+免疫力UP)
・グルタミン
(免疫力を高める)
・BCAA
(免疫細胞を活性化)
・プロテイン
(胃腸が弱っているときの栄養補給)
特に、ビタミンCやグルタミンは回復に効果的です。消化の事を考えるとサプリメントがお勧めですが、食事でも問題ありません。
ビタミンCはパセリやブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、レモンやいちごなどの果物。グルタミンは、小麦粉や大豆、サトウキビ、海藻類、魚、肉、卵、チーズ、トマト等に多く含まれます。
さいごに
風邪や高熱時の栄養補給について、知識がふかまりましたか?
消化器への負担を減らし、体の機能をウィルスとの戦いに専念させるためにも、プロテインやサプリメントも使ってしっかりと栄養補給!
効果的な回復を図りましょう!
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